広島国際大学の入学方式にはAO入試、公募制推薦入学、専門学科・総合学科特別推薦入学、一般入試A日程、B日程、BC方式、一般入試後期、大学入試センター試験利用入試があります。卒業生の中の1/3ぐらいは、高校の時に物理や化学を選択していなくても広島国際大学に合格し、診療放射線技師としての勉強をコツコツとおこない、診療放射線技師の国家試験に合格し、卒業後はすばらしい病院へ就職しています。なお、広島国際大学では、基盤教育センターを設けて高校科目の基礎力向上講座を実施するなど、学生の皆さんの学習をきめ細かく支援しています。
広島国際大学は健康・医療・福祉系総合大学ですが、文科系の人でも得意科目で受験できるので、入学試験で不利になるということはありません。例年、入学者のうち25~30%が文科系の学生です。また、広島国際大学の魅力は、学習環境が充実していることです。最新設備の完備や、実践力を養うための実習・演習も質・量ともに違います。さらに、国家試験合格に向けての講座やセミナー、定期的な模擬試験の実施も特徴のひとつです。
診療放射線技師は、CT(シー・ティ)などの画像診断装置やがん放射線治療装置などを取り扱いますが、必ずしもコンピュータに強くなければならないというわけではありません。テレビのリモコンスイッチを取り扱うのと同じように、装置にもすぐに慣れて使用できるようになります。2021年度入学生からは、パソコン等の情報端末を必携としましたが、入学後には情報系科目等で基本操作ができるように、きめ細かくサポートをしますので、心配いりません。
広島国際大学の入学方式にはAO入試、公募制推薦入学、専門学科・総合学科特別推薦入学、一般入試A日程、B日程、BC方式、一般入試後期、大学入試センター試験利用入試があります。高校の先生と相談し、どの方法が自分に合っているのかを決めると良いと思います。また、オープンキャンパスで、過去問題集(赤本)などを手に入れると受験に大いに役立ちます。
現在では4年制大学の方が2/3と多くなっています。これは、診療放射線技師に求められる専門知識と技術が、医療の発展とともに年々高度になり、4年制で学ばなければ充分な専門知識や技能が得られにくいからです。取得できる診療放射線技師の国家資格は同じですが、広島国際大学は次のような特徴をもっています。
また、広島国際大学では、病院と同じ医療機器を備えており、学内臨床実習や実験などで実際に取り扱うことができます。将来の進路においては、大学卒と専門学校卒では、大学病院、国公立病院、および公立病院への就職状況が大きく変わってきます。さらに、3年制の専門学校卒と4年制の大学卒では就職時の初任給も違っています。
名称独占、独占業務をもつすばらしい医療職種であり、現場で活躍するには厚生労働省が実施する試験に合格し、厚生労働大臣によって診療放射線技師籍に登録される必要があります。人体に対する放射線の照射は、医師、歯科医師、診療放射線技師以外では行うことができません。病院では、医師の指示にもとづきX線撮影、CT検査Iなど画像を撮影する検査や、がん医療を担う放射線治療に携わっています。
日本の高校生では、以下の1、2のどちらかを選ばなければなりません。
全国に診療放射線技師を養成する教育機関は全国に43校あります。広島国際大学の診療放射線学科の合格率は全国平均よりも高く、正規授業とは別に、毎月1度、模擬試験を実施し、学生の実力を確認するといった国家試験対策を行っています。また、試験問題の出題傾向も分析するなど、他の大学では見当たらない独自の方法で徹底した受験支援を行っています。
診療放射線技師が行う画像検査は、例えば健康診断であれば病気の早期発見や早期治療につながるなど、患者さんの治療方針を大きく左右します。また、治療を行うことができるのは医師と診療放射線技師だけです。診療放射線技師はがん放射線治療でその役割を担っています。
また、検査や治療に対する不安を少しでも和らげるためにも「患者さんとのコミュニケーション力」も大切です。加えて、医療は日々進歩していくため、「向上心が高い人」が向いています。さらに、命に関わる仕事ですから「責任感の強い人」が望まれます。これらは高校生である皆さんが今すでに持っておかなくてはならない能力ではありません。広島国際大学で、診療放射線技師になるための学びを深めていくうちに自然と身につきます。一番大事なことは、「絶対に診療放射線技師になる」という強い信念があることです。
診療に関係する仕事は、胸部撮影、乳房X線検査、胃検査などです。さらに、体内の断面図を撮影するCT検査、磁気を利用するMRI検査、微量の放射性物質を用いて病気を診断するラジオアイソトープ検査、がん細胞を放射線で破壊する放射線治療、超音波検査や眼底検査も行います。診療に関係しない仕事には、電子カルテに必要な医用画像情報管理、放射線被ばく管理、医療機器の品質管理などがあります。また、診療放射線技師長や部長になると、管理職の仕事や診療研究、学会発表、学術論文の作成、後輩や実習生の教育など、たくさんの役割があります。
それでも、病院で血を見るのがいやな場合は、自覚症状のない人を対象に検査を行う検診センターへの就職を勧めます。しかしながら、診療放射線技師に関わらず、病院で働くということは「患者さんの命と向き合う」ということです。そのためには乗り越えなくてはならないことが多々あります。オープンキャパスに来て教員に相談や質問をしてみてください。就職にはさまざまな選択肢があることが分かると思います。
そのため、広島国際大学では診療放射線技師がチーム医療で貢献できるよう、「専門職連携教育:Inter Professional Education : IPE」に大きく力を注いでいます。医療・福祉・健康に関わる様々な専門職の仕事を理解し、チームで発揮できる仕事にはどういうものがあるかなど、専門職が連携するチーム医療について多くのことを講義や演習を通して学んでいきます。
これは、自然放射線と呼ばれています。つまり、今も私たちは「放射線の海」の中で生活しているのです。その被ばく線量は、1年間あたり2.4ミリシーベルトとわずかな放射線量です。けっして人間の健康に影響を与える線量ではありません。一方、診療放射線技師が医療で使用している放射線は人工放射線と呼ばれるものです。患者さんの病気を見つけたり、治療のために患者さんに対して故意に放射線を出します。患者さんは医療被ばくを受けますが、診療放射線技師は通常のX線撮影やCT検査などで放射線被ばくすることはありません。仮に診療放射線技師が通常の仕事で放射線被ばくをするかもしれないという線量を考えても、健康被害などが問題になることはありません。今までの個人被ばく線量結果のデータがあります。医師は0.35ミリシーベルト、診療放射線技師は0.64ミリシーベルト、看護師は0.18ミリシーベルトという被ばく線量であり、自然放射線による被ばく線量の1/4であることがわかります。また、法律では、放射線被ばくはできる限り低く保つように防護方法を選択して、個人の線量は一定の値を超えないようにする上限値が決められています。これは線量限度と呼ばれ、1年間に20ミリシーベルトを超えてはいけないとされています。このようなことから、診療放射線技師は仕事中に過剰に放射線被ばくをするようなことはありません。むしろ、意識しなければならないのは診療中の患者さんの放射線被ばくです。診療放射線技師は専門知識と技能によって患者さんの放射線防護に努め、最小限の放射線を照射し、医師が望む最適な診断画像を提供することが求められます。繰り返しますが、診療放射線技師が仕事によって放射線被ばくを受け、健康被害をもたらすことはありません。実際、病院では多くの女性の診療放射線技師が働いています。診療放射線技師の仕事と母親の二役を両立させ、たくましく活躍している人もいます。
現在最も脚光を浴びているのは、乳房検診とがんの放射線治療です。診療中には患者さんは裸になることもあるため、病院では、乳房検査には主に女性の診療放射線技師が求められています。がん放射線治療でも同様に、乳がんの治療や子宮頸がんの治療では女性が治療を行っています。同性という立場から患者さんに安心感を与えることができます。
そのうちの約2~3割が女性です。最近はマンモグラフィで乳がん健診を実施する医療機関が増えており、20代から30代の若い女性の検診も多く、検査では乳房を触って機械に圧着するため女性の診療放射線技師が望まれています。がん放射線治療の場合も同様です。このようなことから、今後も女性の活躍がますます増えそうです。広島国際大学では、1学年の1/3が女子学生です。診療放射線技師の専門教育を学び、わが国の放射線医療分野でリーダシップを発揮することが期待されています。
人体に対する放射線の照射は医師、歯科医師、診療放射線技師以外では行うことができません。CT検査は、医師と歯科医師も行うことができますが、ほとんどは診療放射線技師が行っており、その他、MRI検査、超音波検査、眼底検査にも携わっています。
比較的、診療放射線技師の人数は多い方といえます。例えば、大きな病院である広島大学病院には約40名の診療放射線技師が働いています。大施設の国立病院機構では25名ぐらい、小さな施設では数名程度の病院もあります。病床数や病院機能などによって差があります。
初任給は基本給(時間外手当、住宅手当、通勤手当を除く)で、4年制大学卒の平均で19万2千円、短大・専修学校卒の平均が18万4千円でした。3年制の専門学校と4年制の大学とでは教育歴が違うため、初任給にも違いがあります。
ぜひオープンキャンパスに来て体験してみてください。他の大学に比べてその違いは明らかです。診療放射線学科では、一般X線撮影装置、デジタルX線テレビ、デジタル乳房撮影装置、移動形X線装置、歯科用X線装置、スパイラルCT装置、永久磁石型MRI装置、核医学検査装置、放射線治療装置、治療計画装置、CRシステム、超音波検査装置、模擬人体(ファントム)、各種放射線測定器などを備えています。
広島国際大学では、4年次の前期に関連病院2施設で10週間にわたり実施します。そこではじめて、病む人と接し病院の雰囲気を肌で感じることになります。実習先では、診療放射線技師の実習指導者から専門知識と技能の直接指導を受け、患者と向き合う基本的姿勢を学びます。広島国際大学には今のところ附属病院はありませんが、診療放射線学科では広島大学病院をはじめ、高度な医療を行っている近隣の主要な施設で臨床実習を行っています。
臨床で仕事を行っていたからこそ聞ける臨場感のある講義や、就職してから役に立つ実践的な学内実習が受けられるのも広島国際大学の大きな魅力のひとつです。
就職内定も取り消されます。当然ですが、医療従事者になるためには国家資格が必要だからです。夢をあきらめないために、広島国際大学では国家試験に不合格となった卒業生を受け入れる「卒業生支援システム」を構築しています。学内で実施される定期的な模擬試験や特別講義を受けることができ、就職活動の支援も行っているので安心です。
就職活動は、就職募集がくる7月頃から始まります。広島国際大学では4年次の前期に臨床病院実習があるため、多くの学生はその時期が済んでから就職活動を始めます。遅いと思われるかもしれませんが、決して遅くありません。広島国際大学の就職募集件数は例年550件以上あり、一人あたり6件以上の求人があります。就職に困ることはありません。しかし、国家試験に不合格になれば、就職内定は取り消されますから、勉強して国家試験に合格することが最前提になります。
その他の就職先として、医療機器メーカがあります。また、大学院(修士、博士課程)に進学してから修了すれば、病院やメーカへの就職に加えて、大学の教員や企業の研究所の研究員になることもできます。
具体的には、広島大学病院を含む大学病院が約70件、広島市民病院や国立病院機構呉医療センターを含む国公立病院が約90件、呉共済病院や中国中央病院を含む公的病院が約110件、倉敷中央病院を含む私立病院が約200件、そのほかクリニックが約40件、検診所からは約40件程度の求人件数があります。
広島国際大学ではいつ求人募集があってもいいように、面接や小論文の指導など就職試験対策にも万全のサポートを行っています。また、教員の紹介によっても希望の病院に就職することができることもあります。
1年次に少人数制のクラスに分かれて指導教員のゼミに配属されます。やさしいテーマが与えられ、友だちと一緒に学習する楽しい授業です。
病院では、さまざまな医療職種によって診療の協働とケアを高めるチーム医療が行われています。これを身につけるために、IPEの授業は不可欠です。まず1年次では、さまざまな医療職種の仕事と責任について自ら学びます。学生はその学習結果を、絵や文、スライドなどで表現し、IPEコンテストで発表します。成績優秀グループには表彰状と賞品が与えられます。さまざまな学科の学生とも友だちになることができるため、学生はいつも楽しくこの授業に取り組んでいます。
ここでは医用画像の三次元処理やコンピュータ支援診断システムの開発・評価に必要な医学的・理工学的知識・技術、がん放射線治療の最新技術・研究の評価や最適化(QOL・リスクマネージメントなど)に関する方法と技術を修得・研究することができます。修了すれば、修士や博士になれます。
法律で定められた被ばく線量限度よりも、ずっと低い値です。したがって、健康への影響はありません。Q14をご覧ください。
本専攻への入学生には、同じく高校で物理を履修していない学生もいます。1年次に「基礎物理学演習」、「基礎数学演習」を設けて、高校で履修する物理や数学の必要な内容について修学し、高校で物理や数学を履修していない学生さんの基礎力を調整するようにしています。よって授業についていけないという心配はいりません。
臨床工学技士とは、「厚生労働大臣の免許を受けて、臨床工学技士の名称を用いて、医師の指示の下に、生命維持管理装置の操作及び保守点検を行うことを業とする者」と臨床工学技士法に定められています。
高校卒業後、臨床工学技士養成課程がある大学や短大または専門学校で3年以上学び、指定科目を終了することにより臨床工学技士国家試験の受験資格を得ることが最も一般的な課程になります。
本専攻単独の合格率は全国平均より高く推移しています。3年次生の終わりから4年生の国家試験受験直前まで、模擬試験による学修の進行状況のチェックを中心に、補講、個別面談、優秀者の表彰、自習スペースの提供など本学独自の充実した対応で国家試験対策は万全です。
医療機器を操作することによって患者さんの病態が改善することを目の当たりにすることが多く、医療機器ならではのパワーの効果に深いヤリガイを感じることができます。また使用する各種生命維持管理装置は、年々、機能が高度化して進化しており、最先端の医療技術に触れることができるのも大きな魅力のひとつです。
医療機器のスペシャリスト、いのちのエンジニアとよばれています。
本専攻での病院実習の実施は4年次の前期です。6週間30日間(土・日・祝日を除く)の実習を行っています。実習病院として40施設を確保しており、自分の郷里に近い病院で病院実習を受けることが多いです。
臨床検査学専攻の入学生の30%近くは、高校の時に生物や化学を選択していません。広島国際大学に入学してまず生物、化学の共通教育で基本を学び、さらに臨床検査技師としての専門教育ではそれらの基礎も含め分かり易く段階を追って授業を進めていきます。さらに、総合教育センターを設けて高校科目の基礎力向上講座を実施するなど、学生の皆さんの学習をきめ細かく支援しています。安心して下さい。でも努力は必要です。
文科系の人でも得意科目で受験できるので、入学試験で不利になるということはありません。例年、入学者のうち30%ほどが文科系の学生です。また、広島国際大学の魅力は、学習環境が充実していることです。1年生からの基礎教育から専門に至るまで段階的に理解を深めるように進めていきます。また、最新設備の完備や、実践力を養うための実習・演習も質・量ともに違います。
臨床検査技師は、多くの病院で採血業務を行なっています。それに対応できるよう大学では2年次から採血の実習に取り組んでいます。初めは、模型のシミュレータを用いた模擬採血を行います。この段階でしっかり練習すれば、ヒト相手であっても自信をもって行うことができます。
それでも、病院で採血をすることが嫌な場合は、検体検査を行う臨床検査センターへの就職を勧めます。また、食品工場や試薬、製薬会社等、臨床検査技師の資格を活かして働ける場所が数多くあります。
広島国際大学の入学方式にはAO入試、公募制推薦入学、専門学科・総合学科特別推薦入学、一般入試A日程、B日程、BC方式、一般入試後期、大学入試センター試験利用入試があります。高校の先生と相談し、どの方法が自分に合っているのかを決めると良いと思います。
これは、臨床検査技師に求められる専門的知識、技術が、医療の発展とともに年々高度になり、4年制、さらには大学院の高等教育が求められようになってきました。専門学校、短大では、国家試験合格の教育、実習が主流ですが、4年制大学では、さらに幅広い教養と研究の楽しさを学ぶことができます。取得できる臨床検査技師の国家資格は同じですが、広島国際大学は次のような特徴をもっています。
臨床検査技師として活躍するには厚生労働省が実施する試験に合格し、厚生労働大臣によって臨床検査技師名簿に登録される必要があります。病院、検査センター、製薬会社、さらには大学院に進み教育に携わる先輩もいます。
日本の高校生では、以下の1、2のどちらかを選ばなければなりません。
平成28年度の国家試験合格率の全国平均は、臨床検査技師78.7%、臨床工学技士81.9%、作業療法士83.7%、救急救命士85.0%、診療放射線技師85.4%、理学療法士90.3%となっており、臨床検査技師の国家試験合格率は他の医療職種に比べて低く、難しいといえるかもしれません。しかし、広島国際大学の臨床検査学専攻の平成28年度合格率は95.7%と、全国平均よりも圧倒的に高くなっています。これは、3年次からの国試対策授業、4年次後期の朝補講や毎月1度模擬試験を実施するといった国家試験対策の成果です。また、1年次から講義の中で国家試験の意識付けを行うなど、他の大学では見当たらない独自の方法で徹底した合格支援を行っています。
現在の医療では、患者さんの診断・治療において臨床検査技師が行う各種検査が欠かせません。病院で一番始めに患者さんの病態を知ることができると言っても過言ではありません。そのため、正しい検査結果を出さないと、患者さんが最適な治療を受けることができません。臨床検査技師は、その知識と技術を最大限に活用して患者さんのために貢献しています。
患者さんの検査に対する不安を少しでも和らげるためにも「コミュニケーション力」が大切です。加えて、医療は日々進歩していくため、「向上心が高い人」が向いています。さらに、命に関わる仕事ですから「責任感の強い人」が望まれます。これらは高校生である皆さんが今すでに持っておかなくてはならない能力ではありません。広島国際大学で、臨床検査技師になるための学びを深めていくうちに自然と身につきます。一番大事なことは、「絶対に臨床検査技師になる」という強い信念があることです。
臨床検査技師が行う検査は、大きく分けて検体検査と生理機能検査があります。検体検査は、血液・尿・便・喀痰(かくたん)などから患者さんの病気の原因、がん細胞を見つけ出すことなどです。生理機能検査は、心電図・脳波・呼吸機能・超音波などを行うことで患者さんの体の状態を直接検査します。また、研究、学会発表、学術論文の作成、後輩や実習生の教育など、日常の業務以外にも自己研鑚を怠らないことも大切です。
広島国際大学では臨床検査技師がチーム医療で貢献できるよう、「専門職連携教育:Inter Professional Education : IPE」に大きく力を注いでいます。医療・福祉・健康に関わる様々な専門職の仕事を理解し、チームで発揮できる仕事にはどういうものがあるかなど、専門職が連携するチーム医療について多くのことを講義や演習を通して学んでいきます。
臨床検査を行う現場では、結核菌やノロウイルスなどの危険な感染症を扱うことも多いです。しかし、感染症に対する正しい知識をもち、普段からの手洗い・うがいをしっかり行うことで感染症を予防することができます。検査室内にも、院内感染を予防する様々な設備が備えられています。
臨床検査技師は女性が多いですが、実際の現場では男女関係なく、対等な立場で仕事をしています。また、技師長などの管理職は男性の方が多いです。
比較的、臨床検査技師の人数は多い方といえます。例えば、大きな病院である広島大学病院には約50名の臨床検査技師が働いています。大施設の国立病院機構では30名ぐらい、小さな施設では数名程度の病院もあります。病床数や病院機能などによって差があります。
例えば、平成30年度募集要項によるとH総合病院の初任給4年制大学卒184,400円、3年制短大173,200円、H市立病院では4年制卒197,000円、3年制短大卒189,000円となっています。
3年制短大卒は4年制大学卒と比べて1年早く現場に出て仕事をすることにより、早くから経験を積んだり給料をもらったりすることができます。しかし、同じ仕事をしても4年制大学卒の人の方がより高い給料をもらえる場合が多く、管理職に昇進する機会も多く与えられています。
ぜひオープンキャンパスに来て体験してみてください。他の大学に比べてその違いは明らかです。臨床検査学専攻では、超音波検査装置、心電計、総合呼吸機能検査装置、デジタル脳波計、無散瞳眼底カメラなどの臨床生理機能検査装置のほかに、クリオスタット、落射蛍光顕微鏡、高速液体クロマトグラフ、デンシトメータ、フローサイトメーター、紫外可視分光光度計などの様々な分析装置を備えています。
広島国際大学では、4年次前期に臨地実習として6週間にわたり病院実習を実施します。実習先では、臨床検査技師の実習指導者から専門知識と技能の直接指導を受け、患者と向き合う基本的姿勢を学びます。広島国際大学には今のところ附属病院はありませんが、臨床検査学専攻では広島大学病院をはじめ、高度な医療を行っている県内外の主要な施設で臨床実習を行っています。
臨床現場で培った豊富な知識、技術から臨場感のある講義や、就職してから役に立つ実践的な学内実習が受けられるのも広島国際大学の大きな魅力のひとつです。
臨床検査学専攻では、3年次からゼミ配属を行い、担当教員の指導のもと、以下の例のような臨床検査学に関係した卒業研究を行っています。
就職内定も取り消されます。国家試験合格は、大学卒業試験と思って下さい。広島国際大学では国家試験に不合格となった卒業生を受け入れる「卒業生支援システム」を構築しています。学内で実施される定期的な模擬試験や特別講義を受けることができ、就職活動の支援も行っています。
就職活動は、県立病院、公的病院の募集が出る6、7月頃から始まります。広島国際大学では4年次の前期に病院実習があるため、採用試験と重なることがあります。採用試験には国家試験と同レベルの内容が出題されます。それまでに国家試験合格レベルの力をつけないといけません。広島国際大学に来る臨床検査技師求人件数は例年400件前後あります。
その他の就職先として、医療機器、試薬、製薬会社があります。また、大学院(修士、博士課程)に進学してから修了すれば、病院、製薬会社等の就職に加えて、大学の教員や企業の研究所の研究員になることもできます。
毎年一定数の定年退職者が出でいるのでしばらくはこのような求人の状況は変わらないでしょう。
さらに、人気の高い病院は全国から採用試験を受けに来ます。その競争に勝つ(希望する病院に就職する)ためにも日頃から勉強が大切になってきます。広島国際大学では、面接や小論文の指導など就職試験対策にも万全のサポートを行っています。
1年次に少人数制のクラスに分かれて指導教員のゼミに配属されます。やさしいテーマが与えられ、クラス内で議論を進め問題を解決していく力をつけていきます。
病院では、さまざまな医療職種によって診療の協働とケアを高めるチーム医療が行われています。これを身につけるために、IPEの授業は不可欠です。まず1年次では、さまざまな医療職種の仕事と責任について学びます。学生はその学習結果を、絵や文、スライドなどで表現し、IPEコンテストで発表します。成績優秀グループには表彰状と賞品が与えられます。さまざまな学科の学生とも友だちになることができるため、学生はいつも楽しくこの授業に取り組んでいます。
広島国際大学には、臨床検査技師が進む大学院の専攻として、医療・福祉科学研究科 医療工学専攻があり、修了すれば、修士や博士の学位が取得できます。本大学以外に、広島大学、岡山大学、山口大学、大阪大学の大学院へ進学した先輩もいます。
4年制大学の一部では、臨床検査技師と同時に細胞検査士という資格を同時に取得することを標榜しているところもあります。しかし、細胞検査士の試験に合格しても臨床検査技師の国家試験に不合格になると取り消されてしまいます。また、臨床検査技師になるためには細胞診以外にも様々な分野の知識・技術を習得する必要があります。そのため、本学の臨床検査学専攻では、特定の分野に偏ることなく、臨床検査技師としての知識・技術をしっかりと身に着け、多種多様な業務に対応できるように教育を行っています。
他に外国語や経済、体育などの教養科目があります。
その経験を踏まえ、修学・生活の指導や国家試験・就職の指導を行っています。
救急医療の現場を正しく理解し、患者に接しながら医師の具体的指導を受け、観察・判断能力を高めるためです。期間は1ヶ月ほどです。
また、3年次の春休みには公務員対策の集中講義を行っています。
医療・福祉・健康に関わる様々な専門職の仕事を理解し、チームで発揮できる仕事にはどういうものがあるかなど、専門職が連携するチーム医療について多くのことを講義や演習を通して学んでいきます。
教員が試験問題の出題傾向を分析し、国家試験対策を実施するなど徹底した受験支援を行っています。
広島国際大学では、総合教育センターを設けて高校科目の基礎力向上講座を実施するなど学習をきめ細かく支援しています。
広島国際大学は健康・医療・福祉系総合大学ですが、文科系の人でも得意科目で受験できます。例年、入学者のうち25~30%が文科系の学生です。
救急救命士として体力は必要です。大学での様々なクラブ活動で身体を鍛えたり、実習でも基礎体力作りを行います。
現在、4年生大学は15校あります。これは、医療の発展とともに救急救命士ができる処置が拡大され、求められる知識や技術が年々高度になり、これを習得するためには4年間という時間が必要だからです。また、専門学校や短大卒と4年生の大学卒では初任給や、消防、警察などに就職した際の昇任試験の受験年齢も違います。 専門学校でも短大でも大学でも取得できる国家資格は同じですが、広島国際大学は次のような特徴を持っています。
医師や看護師と同様に、名称独占、独占業務をもつ医療職種です。
救急救命士が行える特定行為は、心肺停止の傷病者のみでしたが、現在では心肺停止前のショック状態の傷病者に対しての静脈路確保輸液や低血糖傷病者に対してのブドウ糖溶液投与など処置が拡大されています。
一番大事なことは、絶対に救急救命士になるという強い気持ちです。
救急救命士は、病院前唯一の医療人として救急現場などで活動します。病気や怪我をした傷病者の方のことを考え、観察や処置を行わなければならないため、責任感の強い人が望まれます。広島国際大学では、救急救命士になるための学びの中で必要な知識や技術はもちろんのこと、責任感や礼儀を身につけていきます。
病院で勤務している救急救命士の役割は以下のような業務があります。
現在、救急救命士は約5万5千人おり、そのうち約3万5千人が消防職員として救急現場で活躍しています。そのうちの約1割が女性です。年々、女性の救急救命士は増えています。
救急救命士は病院前救護のスペシャリストとして、医師の指示をもとに低血糖傷病者へのブドウ糖投与、ショックの傷病者への静脈路確保輸液や心肺停止傷病者に対しての薬剤投与、静脈路確保輸液、気管挿管などの救急救命処置行います。
救急現場で経験を積んでいるからこそ、臨場感のある講義や就職してから役立つ実践的な実習を受けることができます。