医療技術学科

臨床工学専攻

しっかり解説!就ける職種・資格

臨床工学技士の仕事

患者さんと生命維持管理装置の橋渡し役

生命維持管理装置とは人工心肺、ペースメーカー、人工呼吸器、人工透析装置など生命を維持するために必要な循環や呼吸、代謝等の生命機能の一部を肩代わりする機器のことです。臨床工学技士は、治療が必要な心不全や呼吸不全、腎不全などの患者さんの状態に合わせて各装置の設定を調整し、安全な治療の手助けをしていきます。また、手術室や集中治療室で使用する医療機器をいつでも故障なく正しく安全に使えるよう保守管理も行い、さらには医療スタッフの研修を行う役割も担っています。

臨床工学技士が必要とされる理由

科学技術の発展にともない病院でも様々な医療機器が導入されています。しかし、それらの誤った使い方や故障は、患者さんの生命を脅かします。また年々、高度化、複雑化しており、医師や看護師では十分な対応が困難です。そこで、医学と工学の双方の専門性を持ち、取り扱いに精通した臨床工学技士の存在が必要不可欠となってきました。

臨床工学技士の「これから」

医療機器の安全性や経済性を確保することは今後も臨床で重要なテーマとなり、医療機器を専門的に取り扱う窓口である臨床工学技士は益々活躍することでしょう。
また科学技術の進歩はさらに高度な治療技術を生み、最先端の機器を操作することにより患者さんへの医療にさらに深く貢献できる仕事になるでしょう。

合格までのノウハウを蓄積した圧倒的国家試験対策

3年次2月から毎月模擬試験

教員がオリジナル模擬試験を作成。毎月の模擬試験で実力を付ける。

結果を基に個別指導

模擬試験の結果はグラフで見える化。教員が個別で面談。

教員にいつでも相談OK

困ったときは教員が一人ひとりの相談に応じます。

4年次9月からは特別講義

9月からは追い込み。4年次対象の特別講義がスタート。

ゼミ単位でラストスパート

ゼミ(教員1名が学生5名~6名を個別指導)を中心にラストスパートを実施。

国家試験(3月)

独自サポート 合格を逃した学生をサポートする「卒業生支援システム」

不合格になった学生も、卒業後に在学生と同じサポートを受けることが出来ます。【登録料が別途必要】

取得できる資格・検定試験

臨床工学技士〔国家資格〕

人工心肺装置,人工呼吸器,人工透析装置など先端医療機器の操作・保守・管理のプロフェッショナルです。

第1種・第2種ME技術者〔日本生体医工学会〕

各種医療機器やシステムの安全管理を中心とした医用生体工学に関する知識や、それを実際に医療に応用できる能力についての学会認定の資格です。
※第1種ME技術者は、在学中に検定試験の受験が可能ですが、資格を名乗るには2年以上の実務経験が必要となります。

医療情報基礎知識検定

医療情報を取り扱う人々が、共通にもっておくべき「医療情報に関する基礎的な知識」を検定します。検定試験は、合否判定を行って資格を与えるのではなく、受検者が自身の知識レベルを客観的に評価する機会を提供することを目的としています。

心電図検定

医師・看護師・臨床工学技士・医療系学生・医療関連業者他を対象とした、心電図を読める、もっと好きになる、興味を持ちたいといった方々に向けた日本不整脈心電学会の検定です。

臨床工学技士 国家試験合格率

2022年度

本学合格率(新卒)84.2%
全国平均 85.4%

就職支援と実績

圧倒的な就職実績

1,200名を超える卒業生が全国で活躍。現役技士長も多数。

学生の進路満足度100%

進路満足度は4年連続で100%を達成。
※5段階評価の内、5大変満足と4満足の割合

2年次からキャリア対策

2年次からキャリア対策授業を実施し、就職先をイメージします。

現役技士からのキャリア講演

現役の臨床工学技士から話しを聞き、やりたい仕事を具体化。

個別での就職支援

求人紹介、履歴書添削、面接指導を個別に実施。内定をサポート。

有名な主要病院の実績多数

大学病院や県立病院など各都道府県の有名病院に就職しています。

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