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救急救命学科2022.6.2

救急救命学科の学生らが自然災害のメカニズムを学ぶ

救急救命学科2年生51人が5月17日、「自然災害防災論」の授業で東広島市黒瀬区域にある西日本豪雨で山腹崩壊した現場を見学しました。この取り組みは、林野庁近畿中国森林管理局の広島森林管理署山地災害復旧対策室の協力で、昨年度から実施されており、実際の土砂災害跡地見学を通して、学生らの治山事業に関する知識や防災意識の向上につなげています。

 

土砂災害跡地に到着すると、同庁職員が当時の被害状況を振り返るとともに、災害後の復旧事業について説明。学生らは、真剣な面持ちで聞いていました。説明後は、「山の復旧にはどれくらいの期間を要するのか」、「崩れる前に防ぐための工事などもあるのか」など、積極的に質問する学生の姿が見られ、自然災害について知識を深めたいという意欲が伝わってきました。

 

治山事業の説明を真剣に聞く学生ら

 

授業の終盤では、安全に配慮しながら山の斜面に近づいて、よりリアルな災害跡を確認しました。

 

山の斜面を歩きながら災害現場を視察

 

今後は、山の緑を取り戻すために同庁が行う植栽工に参加する予定もあり、災害の発生メカニズムを学ぶだけでなく、復旧事業にも参加しながら地域に貢献していきます。

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