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診療放射線学科2022.11.24

診療放射線学科3人のチームが骨髄バンク推進全国大会「社会を変えるアイデアフェス」でグランプリを受賞!

日本骨髄バンクと電通グループの共催による「社会を変えるアイデアフェス」が9月10日、23日、24日の計3日間にわたりオンラインと広島市内の会場で開催され、最終日に行われたプレゼン審査で、本学から参加した骨髄バンクドナー登録の啓発活動を行う課外活動団体「しずく」に所属する診療放射線学科3年の明野遼香さん、金崎優香さん、寺田奈津実さんのチームが見事グランプリを獲得しました。

 

このアイデアフェスは、社会課題を多視点で学び、仲間と共に想像力を巡らせ、考え、形にするという体験を通して、自らの力で社会を変えられる自信と力を培う、高校生から大学生向けのワークショッププログラムで、今回が初めての開催。本学、日本赤十字広島看護大、山陽女子短期大、島根県立大、九州大、黒瀬高、広島皆実高から全11チームの計35人が参加しました。

 

グランプリを獲得した3人は、骨髄バンクのドナー登録までは至るものの、その後の拒否率が高い現状に着目し、「登録者数を増やすだけではなく、最終的にドナー提供までつながる人をもっと増やしていきたい」という思いを込めて、「本気の登録」というテーマを設定。夏休みにはSNSで骨髄バンクに関するアンケート調査を実施し、若者の知識レベルを確かめました。そして、骨髄バンクの認知を拡大するために提案したのは、「骨髄バンク×みかん」という意外性のあるポスター。みかん色(#F08300)など橙系のカラーコードを数種類並べることで、HLAと言われる白血球の型にも種類があることを表現しました。骨髄移植には、患者と提供者のHLAの適合が必要です。このポスターを駅などで複数並べて掲示するほか、有名人とコラボしたイベントを企画し、多くの人に知ってもらう仕組みを考えました。これらアイデアを約3分の発表を通じて審査員にアピールし、見事グランプリを獲得しました。

 

提案した「みかん」デザインのポスター

 

グランプリを受賞した3人(左から金崎さん、明野さん、寺田さん)

 

【受賞学生のコメント】

明野遼香さん

「このイベントを通じて、骨髄バンクに関する実情を深く知ることができました。この経験を今後のドナー登録説明会などで生かしていきたいです」

 

金崎優香さん

「イベントに参加することで骨髄バンクに関する知識が増えただけではなく、ドナー登録説明員の資格を取得するきっかけにもなりました」

 

寺田奈津実さん

「ワークショップを通じて、私たちが考えたアイデアをより生かせるようなアドバイスをたくさんいただき、とても勉強になりました」

 

【日本骨髄バンク公式HP】

『社会を変えるアイデアフェス~想像力が、いのちを救う。~』 開催レポート

https://www.jmdp.or.jp/about_us/conference/ideafes2022.html

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