支援プログラム

理科系科目は、
ゼロベースから取り組める補習教育を実施。

管理栄養士は、確かな科学的知識に基づいて人々の健康な食生活を支える専門職です。その専門性を究めていくうえで欠かせないのが、理科系科目の素養。国家試験合格をめざすためにも必要不可欠な土台といえます。そこで本学部では、「化学」「生物」を基礎から学ぶリメディアル（補習）教育を実施。高校時代にこれらの科目を選択していなかった学生も、ゼロベースから取り組めるよう配慮しています。基本をしっかり押さえておけば、その後の専門的な学びも豊かで楽しいものになるはずです。学生たちに期待するのは、「必ず管理栄養士になる！」という強い意志をもって臨む、能動的な学修態度。頑張る学生には、教員もとことんサポートを惜しみません。授業外でも随時、勉強の仕方に関する相談や質問などを受け付けています。

できないことを持ち越さない。
手厚い個別指導をおこないます。

１年次の後期終了時、２年次の前期と後期の終了時に復習テストを実施。次の段階に進む時に、これまでの授業内容が理解できているかどうか確認するため、本学部独自のテストをおこなっています。複数の教員が幅広い視野から問題を作成し、学生の理解度を客観的に分析。復習テストで正解できなかった箇所についてはレポートを提出し、個別指導を行います。２年次の後期は、必修単位＋αで週３時間の「特別補習講座」を全員が受けます。３年次と４年次も、復習テストや模擬試験、外部のテストの受験を予定しています。学生が解けない問題を持ち越さずに着実に理解するまで、教員が手厚く指導にあたります。国家試験合格への近道は、日々の積み重ね。普段の授業内容を確実に理解して国家試験が受けられるよう、教職員全員が寄りそってサポートすることを心がけています。

公務員を目指す学生には、対策講座でバックアップ。就職先の多様化に合わせたキャリア支援も充実。

食を通じた健康維持や増進、生活習慣病の予防などに社会の関心が高まるにつれ、活躍のフィールドも広がっています。公務員もその一つ。国公立の学校や病院での勤務、あるいは市役所、保健所など行政の立場から“食の安全性”に寄与する業務など、働き方は実に多様です。本学部では公務員試験対策講座を3年次に開講（※）。教養試験及び一般常識などの問題解答法を、専門の講師が解説します。これらは民間企業の就職試験でも多く実施されているため、公務員を目指すケースだけでなく、幅広く就職活動に役立つ内容ともいえます。一方、普段の授業でも職場体験や現場で活躍する管理栄養士によるリアルな話を通して、さまざまな選択肢を知る機会も豊富です。教職員も学生一人ひとりの思いにじっくり耳を傾け、適切なキャリアサポートを行います。

※　授業料とは別途費用がかかります。

保護者と連絡を密に取ることで、安心をプラス。
一人ひとりの学生生活を支える万全の体制です。

保護者と大学とのコミュニケーションを図ることを目的とした 後援会主催の最大イベントです。後援会とは、在学生の保護者で構成する自主的組織のことで、在学生のバックアップおよび大学と家庭との連携強化を図るさまざまな事業を展開しています。HIU保護者ミーティングでは、学生たちが司会進行を務めます。会議の中では職員による最新の就職情報の説明や、OB・OGによる講演も行います。さらに、保護者の皆さまの不安や悩みを解消することを目的に、担当教員との個人面談も実施。学生一人ひとりの大学生活をより実りあるものにできるよう、最大限のバックアップをしています。 毎年、東広島・呉・広島キャンパスをはじめ、大阪、山陰、四国、九州など10数会場で開催しています。