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「Journal of Bone and Mineral Metabolism」に梅原拓也助教らの論文掲載が決まりました。
タイトル：Movement control during one-leg standing is important for the bone mineral density maintenance or improvement
掲載誌：Journal of Bone and Mineral Metabolism
著者：Takuya Umehara, Akinori Kaneguchi, Keita Watanabe, Nobuhisa Katayama, Daisuke Kuwahara, Ryo Kaneyashiki, Nobuhiro Kito, Masayuki Kakehashi
論文の概要：本研究は，大腿骨近位部骨折患者の術後2週間以内から6ヶ月までの頚部BMD維持・改善に影響を与える因子を検討することを目的とした。大腿骨近位部骨折術後患者を頸部BMD変化量（術後6ヶ月-2週間）により、2群に分けた。頸部BMD変化量に基づき、BMD維持・改善群（変化量≧0）とBMD減少群（変化量＜0）に分類した。頸部BMDに影響を与える因子を予測するため、階層的ロジスティック回帰分析を行った。従属変数は、BMD維持・改善群とBMD減少群とした。独立変数は、基本情報、診療情報、身体機能であった。階層的ロジスティック回帰分析の結果、片脚立位時の姿勢制御は、年齢、性別とは独立して頚部BMDに影響を及ぼすことが示された。片脚立位時の姿勢制御のオッズ比は8.22であった。本研究により、片脚立位時の姿勢制御は、頚部BMDの維持・改善に重要であることが示唆された。
