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Journal of Sport Rehabilitationに博士後期課程の國木壮大さんら（木藤研究室）の論文掲載が決まりました。
タイトル
Relationship among three different core stability tests in healthy young adults: validity and gender differences
著者
Masahiro Kuniki, Yoshitaka Iwamoto, Daiki Yamagiwa, Nobuhiro Kito
雑誌
Journal of Sport Rehabilitation
内容
Core stabilityは慢性腰痛に対する理学療法、アスリートの障害予防において近年注目を集めている。しかしCore stabilityを定量化するために様々なtestが報告されており、その方法はtest間で全く異なるため、臨床・研究におけるtestの選択に問題が生じる。そのため、現在報告されている信頼性の高い3つのtest (Sahrmann core stability test[SCST], Lumbar spine motor control tests battery[MCTB], Y balance test[YBT])の相関関係を明らかにし、各testがCore stabilityの同様の側面を定量化しているかどうかを明らかにすることを目的に研究を実施した。本研究の結果、全てのtest間に有意な正の相関関係が認められた。しかし、男女別の相関分析では女性はSCST-YBT, MCTB-YBT間に有意な相関関係は認められなかった。SCST, MCTBはCore stabilityの同様の側面を定量化するが、YBTは男女で反映される機能が異なる可能性がある。臨床・研究においてCore stabilityを定量化する際には、各testの特性を理解した上で使用することが適切な評価につながる可能性が高い。
