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リハビリテーション学科 理学療法学専攻

2023.3.6

「学園広報誌FLOW102号」で村田雄駿さん(理学療法学専攻4年)を紹介しています。

2023新卒生からのエール【学園広報誌FLOW102号(2023.3.5発行)掲載記事】

 

幼少期から野球に打ち込んできた村田さんは、高校時代に硬式野球部のエースで副キャプテンとして活躍していました。高校2年の春過ぎ、足を疲労骨折しリハビリを行うも半年間痛みが取れず、苦悩の日々を過ごしました。その後、リハビリの方法を変えけがは回復したものの、「自分の身体に合わない方法でリハビリをしていたことが悔しかった」と当時を振り返ります。その経験がきっかけとなり、「理学療法士となり、同じ思いをする人を減らしたい」という目標を持ちました。進学先には、理学療法士の国家資格取得と硬式野球部にも力を入れている広島国際大のリハビリテーション学科を選択。1年の頃から「全国の育成年代の間違った身体の知識を変える」というビジョンを持って、学内での学びに加え、学外の専門職や同じ志をもつ学生との交流を通じて、人脈を広げ専門知識を深めてきました。

そして、積極的な行動は国内に留まらず海外へと。1年生の終わり頃、自らクラウドファンディングで集めた資金約45万円を手に、米国メジャーリーグのトレーナー研修に参加し、リハビリ最先端の地で学びました。帰国してからはコロナ禍でも、オンラインツールを最大限に生かし、専門知識のレベルアップと人脈づくりを継続しました。

所属する硬式野球部では、入学当初の中国地区4部から2部に昇格し、2部昇格を決めた試合では一人で完投するなど主力投手として貢献。チーム一丸となった結果が評価され、今春からの広島六大学野球リーグ新規参戦につながりました。理学療法の学びで、投手としての自分の体の変化にも気づくことができています。「広島国際大は、勉強も課外活動も両立できる環境が整っているため、自分をより成長させることができました」と話します。

就職活動ではその積極性が実り、学びたい分野を専門とする理学療法士が在籍し、ドクターと他の専門職との距離が近い、関東の総合病院「千葉メディカルセンター」に内定しました。「どうしてもこの病院で働きたい」と思った村田さんは、募集要項が出る前から病院に連絡し、これまで経験して得たスキルや考え方を資料にまとめアピール。直接説明する機会を得ました。その勢いのまま採用試験をものにしました。

これまで夢や目標に向かってがむしゃらにチャレンジしてきた村田さんは、自分の考えとは違う視点のアドバイスも参考にして成長につなげてきました。学生だからスポンジのように吸収し得られるものがあると考え、貪欲に学ぶ姿勢を貫いてきたからこそ後輩たちには、「たくさんの人とつながり、さまざまな価値観や考え方に触れ、目標に向けて全力で挑戦し続けて欲しいです」とエールを送ります。

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